やまももフーダー樽熟成ビール

お待たせいたしました！
湘南ビールを樽で熟成させたり蒸留したりしてパワーアップさせたスーパーバージョンの天狗シリーズ。　

ついに！と待ちわびて下さった天狗ファンの方も多いのではないでしょうか。今回は昨年発売した天狗シリーズのニューバージョンです。

そもそもフーダーとは？

フーダーとは木製の大型タンクのことです。庭の敷地内にある大きなタンク。湘南ビールのフーダーはアメリカの「Foeder Crafters」というメーカーに熊澤酒造特注のアレンジを施し製造してもらいました。フーダーは世界的に人気が高いですが、日本のブルワリーで使用しているメーカーはまだ数社しかありません！

フーダーという本来ウィスキー用の醗酵槽を活用して、その木製樽に住みついているウィスキー酵母やエキスをもらいながら、セゾンというベルギースタイルのビールを3ヶ月ほど熟成させます。

今年はそこに、庭に鎮座する「やまもも」の木から実を使用！

山桃を熟成が進む前にクレーンを使い1日がかりで収穫。その山桃を3日間かけて一つずつヘタを取り除き、丁寧に水洗い、その後フーダーに移動したセゾンに山桃を3か月間漬け込み、完成させました。

ジャムや果実酒にする時とは違いその酸味を生かすため、まだ青い実のうちに収穫します。それを漬け込むことで、やまももの上品で繊細な酸味が加わり、より複雑でジューシーな味わいになりました。

 ほのかに感じるバレル香が心地よく、柔らかい酸味とセゾンらしいスパイシーなフレーバー、ホップの苦みが全体を引き締めています。

温度が上がるに連れて引き立つ複雑なフレーバーをお楽しみください。